1.
春 心みなぎり
秋 夢は燃えて
今生きる若さ混沌
せめぎあう想いに耐えて
ひとり明日を望めば
空深く星につらなる
本校の校歌と校章をご紹介します。
昭和55年2月1日 制定
校章制定にあたって、初代校長福島寅嘉氏は、「光は東方より」という古人の言葉を想起し、「東」に由来するさまざまな表象の中から「光」を 選んでこれを主題とする構想を得た。依頼を受けた長谷部昇氏は、更に想を練って図案として完成した。
夜明けの太陽と青春こそは万人のたえて止まぬところである。差し昇る太陽を背景に、心の光を中央に配したこの校章を着ける者は、太陽のみなぎる力とあまねき愛を賛仰し、理想の光を追求し、 希望の火を高くかかげてたゆまぬ若者である。知性の光は求心的に一点に集まり、また、外周を突き破って高らかな意気を示す。 三つの部分は調和して全体を形づくり、協調の精神と円満な人格を目指すのである。
校章をいま一度見つめ直して、その持つ深い意味を考えてみようではないか。
本校生徒手帳より
昭和57年10月13日 制定
作詞:谷川 俊太郎 作曲:細矢 禊
春 心みなぎり
秋 夢は燃えて
今生きる若さ混沌
せめぎあう想いに耐えて
ひとり明日を望めば
空深く星につらなる
夏 汗はきらめき
冬 息は白く
今 生きる 若さ永遠
限りある 三年の日々を
ともに創りあうとき
海青く 未知へひろがる


校歌は誰よりもまず、それを歌う生徒たちのものであるべきだと思います。作詞者、作曲者は生徒たちの魂のうちにかくれている感情、思想をひき出す媒介者であるに過ぎません。しかしその役割のなんという重さ、むずかしさ。現在の私にははたして今の若い人たちの気持ちがとらえられるのだろうか。そんな疑いに悩まされながらも、私たちが同時代に生きているという一点を頼りに、私はいくつかの言葉を連ねてみました。たとえ一行でも一句でも、共感して歌ってもらえれば、こんなに嬉しいことはありません。
作詞者 谷川 俊太郎